1st Note

Yamaha

Yamaha CLP-745 レビュー

クラビノーバが本気を出す一台 — 木製白鍵で弾き心地が一変する

生産終了
88 鍵盤数 60.1 kg GrandTouch-S Bluetooth 上級者
よく比較される機種 Yamaha CLP-835 Kawai CA-401

スコア

9.5 8.5 1.5 8.6 6.5 初心者向け 夜間練習向け 持ち運びやすさ タッチの本格度 コスパ

初心者向け

9.5

夜間練習向け

8.5

持ち運びやすさ

1.5

タッチの本格度

8.6

コスパ

6.5

販売サイト

メーカー希望小売価格

¥302,500

このモデルは生産終了品です。新品在庫や中古品が残っている場合があるため、販売サイトで現在の掲載状況を確認してください。

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スコア算出の根拠

初心者向け

9.5
評価項目 この機種の仕様 加点
基準点 — 0.5
レッスン機能 あり +1.8
アプリ連携 あり +1.8
Bluetooth MIDI あり +1
録音 あり +0.8
練習の基本機能(メトロノーム・移調・レイヤー/スプリット) あり +0.6
スタンド付属 あり +0.5
ダンパーペダル付属 あり +0.4
内蔵曲 303 +1.7
音色の豊富さ 38 音色数 +0.4

夜間練習向け

8.5
評価項目 この機種の仕様 加点
基準点 — 1.0
ヘッドホン端子数 2 +2.2
ヘッドホン端子タイプ 6.3mm, 6.3mm +0.9
ヘッドホン最適化 あり +2.2
Bluetooth Audio あり +0.8
ライン出力 あり +0.4
ヘッドホン接続時のスピーカー消音 あり +0.7
鍵盤アクションの静音性 GrandTouch-S +0.3

持ち運びやすさ

1.5
評価項目 この機種の仕様 加点
基準点 — 5.0
重量 60.1 kg -3
幅 1461 mm -0.5
電池駆動 なし +0
折りたたみ なし +0
鍵盤数 88 鍵盤数 +0

タッチの本格度

8.6
評価項目 この機種の仕様 加点
鍵盤アクション品質 GrandTouch-S (grade 8) +4.8
鍵盤数 88 鍵盤数 +1.5
同時発音数 256 音 +1.5
音源モデリング Yamaha CFX + Bosendorfer Imperial +0.5
鍵盤表面 wood +0.3

この数字はどう計算しているか — 評価方法を読む

Yamaha CLP-745 レビュー総評

Yamaha CLP-745のレビューとして、公開スペックから分かる強み、注意点、練習用途での使いやすさを整理します。

CLP-745は、CLPシリーズで初めて白鍵に木材を使うモデル。鍵盤機構はCLP-725/735と同じGrandTouch-Sですが、木の白鍵になることで指に返る感触が変わります。

メリット

  • • 木製白鍵のGrandTouch-S鍵盤 — 樹脂鍵盤より繊細な強弱表現がしやすい
  • • CFXとベーゼンドルファーのコンサートグランド音源、同時に出せる音の数256音
  • • 200W・4スピーカーで、CLP-725/735の2スピーカーとは段違いの音の厚み
  • • 鍵盤の奥で「カクッ」と感じるエスケープメント機能が、グランドピアノの感触を再現
  • • Bluetoothで音楽再生もアプリ接続も対応、ヘッドホン端子2系統+立体音響機能
  • • 303曲のレッスン曲とMIDI録音で、独学でもしっかり上達できる

デメリット

  • • 60.1kgと重い — 完全に家具として設置する前提
  • • 白鍵は木材だが黒鍵は合成素材で、CLP-775のGrandTouch鍵盤ほど支点は長くない
  • • 操作パネルはボタン式 — 上位機のタッチセンサー式に比べると見た目は素っ気ない
  • • 価格はそれなりに大きな出費 — CLP-735なら予算を抑えて、体験の8割は得られる

CLP-745は、本格的にピアノを楽しみたい方にとってクラビノーバ選びの中核となる一台です。樹脂鍵盤から木製白鍵への切り替わりは、CLPシリーズ全体で最も大きな変化。725と735のスピーカーの差よりも、日々の練習で実感しやすい違いです。「1つだけ上げるなら、鍵盤」というのは、複数機種を比較したときに見えてくる傾向です。200W・4スピーカーの音も部屋にしっかり響きます。価格はそれなりの出費ですが、これ以上を望まなくなる手応えがあります。

Yamaha CLP-745 の評価ポイント

Yamaha CLP-745 の鍵盤・タッチ

白鍵に木材を使うGrandTouch-S鍵盤は、CLPシリーズの中で大きな境界線です。鍵盤機構そのものはCLP-725/735と同じですが、木の白鍵は湿気を吸って指に吸いつき、押し込んだときの手応えが樹脂鍵盤よりなだらかに変化します。特に弱い音で弾くとき、「どのくらい弱く鳴らすか」を指先でつかみやすくなります。鍵盤の底近くで「カクッ」と感じるエスケープメント機能も、グランドピアノを弾いたことがある方には馴染み深い感触です。

Yamaha CLP-745 が向いている人

長年ピアノを弾いてきて、鍵盤の良し悪しが指でわかる方に。樹脂鍵盤のモデルを試して「悪くないけど何か物足りない」と感じた方にこそ試してほしい一台です。弱い音から強い音まで、指先の力加減がそのまま音に反映される感覚。それを自宅で味わいたい方のためのクラビノーバです。

デモ動画

出典: Rimmers Music YouTubeで見る ↗

スペック

鍵盤数 88
鍵盤アクション GrandTouch-S
同時に出せる音の数 256 音
音色数 38
重量 60.1 kg
スピーカー 200W (×4)
Bluetooth Audio + MIDI

スペック用語の意味は用語集で解説しています。 用語集 →

置き場所に収まりますか?

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推奨アクセサリー

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スタンド

スタンド付属

スタンドが付属しない場合は、別途X型スタンドや据え置き型の専用スタンドが必要です。

🎧

ヘッドホン

練習には、周囲への音漏れが少なく低音がしっかり聞こえる密閉型ヘッドホンが適しています。

合うヘッドホンを見る

🎹

サステインペダル

付属のペダルは簡易的なものが多いため、より細やかな表現ができるハーフダンパー対応ペダルへのアップグレードが有効です。

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椅子

高さが調整できるピアノ専用の椅子は、正しい姿勢を保ち、長時間の練習でも疲れにくくなります。

ピアノ椅子の比較を見る

販売サイト

メーカー希望小売価格

¥302,500

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他モデルとの比較

CLP-745 vs CLP-835

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ネット上の評価まとめ

価格.com・Amazonレビュー・YouTube レビュー動画・楽器店スタッフのコメントなど、複数のソースで見られた意見を取捨選択してまとめています。星評価の単純集計ではなく、実際に弾いた人のコメントから繰り返し挙がっていた点を中心に整理しました。

ヤマハ CLP-745 は、Clavinova CLP の中位に位置する据置型です。海外の専門レビューサイトや販売店の比較記事を横断すると、CFX とベーゼンドルファー由来の素直なピアノ音と、扱いやすい GrandTouch-S 鍵盤を評価する声が中心です。一方で、上位の CLP-775 ほどの音響的な厚みはなく、重さやピアノ以外の音色の少なさを指摘する声も見られます。

高く評価されている点

  • GrandTouch-S 鍵盤は弾きやすく自然

    白鍵に木を使った GrandTouch-S について、「これまでの Clavinova より動きが軽く自然」「速いパッセージでも指がついてくる」という評価が目立ちます。上位の重い GrandTouch より、日常の練習では扱いやすいと整理する比較記事もあります。

  • CFX とベーゼンドルファー由来の素直な音

    コンサートグランド CFX とベーゼンドルファーを収録した音について、「密度があり細部まで聞こえる」「クセがなく練習向き」という声が多数派です。

  • ヘッドホン練習時の立体感

    ヤマハのバイノーラルサンプリングにより、ヘッドホンでもグランドピアノの前に座っているような立体的な響きが得られる、と複数のレビューが触れています。夜間の練習が中心の方に向いた点とされます。

  • 据置型として手堅い完成度

    アップライトピアノに近い佇まいと作りの良さ、Bluetooth オーディオ/MIDI と Smart Pianist 連携が、据置型の定番として手堅いと評価されています。

気をつけたい点・批判的な意見

  • 音の厚みは上位機に一歩譲る

    200W・4スピーカーは妥当な水準とされますが、284W・6スピーカーの CLP-775 と弾き比べると、広い部屋での響きや低音の量感で一段譲る、という指摘が定番です。

  • 本格的な据置型ゆえに重い

    本体が重く家具そのものという扱いで、設置や搬入は専門業者を前提にすべき、という声が繰り返し挙がります。気軽な移動には向きません。

  • ピアノ以外の音色は控えめ

    ピアノ音源の評価は高い一方、それ以外の音色は数が絞られており、多彩な音色で遊びたい方には物足りない、という整理が見られます。自宅の据置利用が前提のモデルです。

ソース別の傾向

  • 海外の専門レビューサイト

    azpianoreviews や PianoDreamers などでは、再サンプリングされた CFX/ベーゼンドルファー音源と GrandTouch-S 鍵盤を評価しつつ、CLP-775 との音響差を冷静に整理する論調が中心です。

  • 販売店の比較記事(対 CLP-735 / CLP-775)

    Reidys や Alamo Music など販売店系の比較では、鍵盤機構は CLP-735 と同じ GrandTouch-S でも白鍵に木を使う点を大きな違いとし、上位 CLP-775 とは鍵盤機構の等級とスピーカー規模で差がつく、と説明する記事が目立ちます。

まとめ

総合すると、CLP-745 は「GrandTouch 系の弾き心地を据置型で手堅く得られる中位機」として海外レビューでも安定した評価を得ています。素直なピアノ音と扱いやすい GrandTouch-S 鍵盤、ヘッドホン練習時の立体感が中心的な評価点です。広い部屋での音響や低音の量感を重視するなら、284W・6スピーカーの CLP-775 が現実的な比較候補になります。

星評価の数値集計は行っていません。下記は複数のレビューを読み比べて、繰り返し挙がっていた論点をまとめたものです。

このページの根拠と透明性

このページは、2017年からピアノ学習サイト「ピアノ塾」を運営してきた運営者が、メーカー公開仕様をもとに作成しています。楽器店や特定メーカーの立場ではなく、全機種を同じ基準で比較しています。 運営者について

最終確認日
参照したデータ
メーカー公式 公開スペックシート

5軸スコアの計算式(評価方法)

ユーザーレビューや星評価は集計していません(理由は評価方法ページに記載)。

記載内容に誤りや疑問があれば、ご指摘ください。確認のうえ修正します。

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