1st Note

Casio

Casio PX-870 解説

PX-770の「もう少し」を叶えた — 音も鍵盤もヘッドホンもワンランク上

メーカー希望小売価格

¥99,000

出典: Spec page (2026-04-07)

88 鍵盤数 34.3 kg tri sensor scaled hammer action ii 中級者

スコア

8.4 8.0 3.0 7.6 7.4 初心者向け 夜間練習向け 持ち運びやすさ タッチの本格度 コスパ

初心者向け

8.4

夜間練習向け

8.0

持ち運びやすさ

3.0

タッチの本格度

7.6

コスパ

7.4
スコア算出の根拠

初心者向け

8.4
評価項目 この機種の仕様 加点
基準点 3.0
レッスン機能 あり +1.5
アプリ連携 なし +0
録音 あり +1
メトロノーム あり +0.5
トランスポーズ あり +0.3
レイヤー / スプリット あり +0.3
内蔵曲 60 +1.5
音色の豊富さ 19 音色数 +0.3

夜間練習向け

8.0
評価項目 この機種の仕様 加点
基準点 2.0
ヘッドホン端子数 2 +2
ヘッドホン端子タイプ 6.3mm, 3.5mm +1.5
ヘッドホン最適化 あり +1.5
鍵盤アクションの静音性 tri sensor scaled hammer action ii +0
音量調整 あり +1
Bluetooth Audio なし +0

持ち運びやすさ

3.0
評価項目 この機種の仕様 加点
基準点 5.0
重量 34.3 kg -1.5
1393 mm -0.5
電池駆動 なし +0
折りたたみ なし +0
鍵盤数 88 鍵盤数 +0

タッチの本格度

7.6
評価項目 この機種の仕様 加点
鍵盤アクション品質 tri sensor scaled hammer action ii (grade 6) +3.6
鍵盤数 88 鍵盤数 +1.5
同時発音数 256 音 +1.5
音源モデリング AiR Sound Source +0.5
鍵盤表面 ivory-feel +0.5

総評

PX-770の弱点だった同時に出せる音の数、スピーカーの迫力、鍵盤の手触りを一気に改善。3万円の差額で得られるものは大きいです。

メリット

  • トライセンサー・スケールドハンマーアクションII+象牙調の鍵盤表面 — 指が自然にフィットして滑りにくい
  • 256音同時発音 — ペダルを多用する曲でも音が途切れない
  • 40W・4スピーカー(PX-770は16W・2スピーカー)— 部屋に響く音の厚みが段違い
  • ヘッドホン音質最適化 — 夜の練習でも立体的で自然な響きを再現
  • ヘッドホン端子2つ(6.3mm+3.5mm)— 先生と生徒、親子で一緒に聴ける
  • 家具調スタンド+スライド式鍵盤カバー+3本ペダルがすべて付属

デメリット

  • Bluetooth非搭載 — ワイヤレス接続は一切なし、アプリ連携もできない
  • 19音色のみ — ピアノ以外の音色バリエーションは最小限
  • 34.3kgの重量 — 設置には二人必要
  • アプリ連携なし — 学習アプリとの接続はできない
  • 2017年発売 — 最新モデルと比べるとデザインがやや古い印象

予算をもう少し伸ばせるなら、PX-770よりPX-870の方が賢い選択です。40W・4スピーカーの音は部屋で聴くと明らかに違いますし、象牙調の鍵盤は弾いていて気持ちいい。256音の同時に出せる音の数で音切れの心配もなくなり、ヘッドホン最適化で夜の練習が快適になります。唯一の不満はBluetoothがないこと。2026年にワイヤレス接続がゼロというのはやはり古さを感じます。Bluetoothが必要ならヤマハYDP-145やローランドRP-107も候補になりますが、同価格帯の据置型としてのピアノの質は、PX-870は今でも十分戦えます。

詳細解説

鍵盤の仕組みについて

鍵盤の仕組み自体はPX-770と同じトライセンサー方式です。違いは鍵盤の表面。白鍵に象牙のようなさらっとした質感が加わり、指が自然に引っかかってくれます。速いパッセージや手に汗をかいたときの安定感が明らかに違います。小さな違いに思えるかもしれませんが、長時間弾いていると「滑らない安心感」は想像以上に大きいです。鍵盤の重みはしっかりしていて、強弱の表現にもきちんと応えてくれます。

想定されるユーザー

PX-770を検討したけれど、もう少し良い音と弾き心地が欲しい方に。夜にヘッドホンで練習することが多い方に。ペダルをたっぷり使うロマン派の曲を弾く方に。象牙調の鍵盤を一度触ったら、ツルツルのプラスチックには戻れなくなった方に。PX-870は「PX-770の弱点を一つずつ潰した」モデルです。

スペック

鍵盤数 88
鍵盤アクション Tri Sensor Scaled Hammer Action Ii
同時に出せる音の数 256 音
音色数 19
重量 34.3 kg
スピーカー 40W (×4)
Bluetooth なし

推奨アクセサリー

🪑

スタンド

スタンド付属

スタンドが付属しない場合は、別途X型スタンドや据え置き型の専用スタンドが必要です。

🎧

ヘッドホン

練習には、周囲への音漏れが少なく低音がしっかり聞こえる密閉型ヘッドホンが適しています。

🎹

サステインペダル

付属のペダルは簡易的なものが多いため、より細やかな表現ができるハーフダンパー対応ペダルへのアップグレードが有効です。

💺

椅子

高さが調整できるピアノ専用の椅子は、正しい姿勢を保ち、長時間の練習でも疲れにくくなります。

販売サイト

Casio PX-870 ¥99,000

他モデルとの比較

PX-870 vs AP-470

PX-870は持ち運びのスコアが上回ります。PX-870の方が¥11,000安いです。持ち運びやすさを重視するならPX-870がおすすめです。

Casio AP-470 →

PX-870 vs YDP-S55

YDP-S55は初心者向きのスコアが上回ります。PX-870の方が¥33,000安いです。初心者向きの機能を重視するならYDP-S55がおすすめです。

Yamaha YDP-S55 →

PX-870 vs KDP-120

PX-870は夜間練習・タッチのリアルさのスコアが上回ります。静かな練習環境を重視するならPX-870がおすすめです。

Kawai KDP-120 →

よくある質問

Casio PX-870は初心者に向いていますか?

はい。Casio PX-870の初心者向けスコアは8.4/10です。レッスン機能やアプリ連携、内蔵曲など、初めての方の練習をサポートする機能が充実しています。

Casio PX-870にBluetooth機能はありますか?

いいえ、Casio PX-870にはBluetooth機能が搭載されていません。アプリと連携する場合はUSBケーブルでの接続が必要です。

Casio PX-870の重さはどのくらいですか?

Casio PX-870の重量は34.3kgです。持ち運びスコアは3/10となっています。 重量があるため、据え置きでの使用が前提となります。購入前に設置場所を決めておく必要があります。

Casio PX-870でヘッドホンは使えますか?

はい。Casio PX-870には2個のヘッドホン端子(6.3mm, 3.5mm)があります。夜間練習スコアは8/10です。 また、ヘッドホン使用時の音質を最適化する機能が搭載されており、長時間でも自然な響きで練習できます。

Casio PX-870の鍵盤数はいくつですか?

Casio PX-870は、アコースティックピアノと同じ88鍵盤を搭載しています。クラシックからポップスまで、あらゆるジャンルの曲を本来の音域で演奏できます。

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